インプラント手術後に気を付けること

インプラント手術後のお手入れ

インプラントは手術が必要となるので、治療技術にばかり気を取られがちです。
しかし、しっかりインプラントを使っていくためには、日ごろのお手入れが何よりも大切。
お手入れをしっかりしておけば、長期間使える一方で、ケアを怠ると10年もしないうちに使えなくなってしまいます。

歯周病の予防ができれば70%の確率でインプラントを守ることができます!
歯医者での定期的なクリーニングと患者様ご自身でのセルフケアが必要です

また、他の歯が無くなってしまうとインプラントに今まで以上に噛み合わせの負担がかかりインプラントの寿命を短くしてしまいます。
せっかく高いお金を払って手術をしてまでインプラントにしたのに、そのインプラントがすぐに抜けてしまったら悲しいですよね。

そうならないためにも、インプラント手術後には歯医者での定期的なクリーニングと患者様ご自身でのセルフケアが必要です。

インプラント手術後のお手入れ

歯医者での定期検診

歯医者での定期的なメンテナンスは絶対に欠かせません。
歯医者での定期的なメンテナンスは絶対に欠かせません。

歯周病はご自身の歯磨きやデンタルフロスだけでは防ぐことができません。歯周ポケット内の細菌を歯医者で定期的に取り除くことによって歯周病予防ができます。

インプラントも同じようにご自身だけでの管理では歯石が付いてもそのままになり、歯周病が進行してしまいます。
定期的に健診を受けてインプラントとご患者様自身の歯の健康をチェックしましょう。

患者様ご自身でのセルフケア

柔らかい歯ブラシの使用を
インプラント手術の直後と術後数週間は、インプラントに負荷をかけてはいけません。
手術後は歯ブラシの使用の指示があっても非常に柔らかい歯ブラシを使用して下さい。
殺菌作用のあるジェルの使用
虫歯・歯周病原因菌を殺菌するために、殺菌作用の強いジェルをインプラント周囲に塗り込みます。このジェルはプラークアウトと言われるもので、プラーク(歯垢)の増殖を抑える作用があります。
殺菌作用のあるうがい薬の使用
殺菌成分が含まれているうがい薬を使用しましょう。
グルコン酸クロルヘキシジンという成分が含まれるうがい薬には、プラーク(歯垢)の増殖を抑える作用があります。0.12~0.2%程度の濃度で使用すると効果があるとされています。
歯間ブラシの使用
歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢を取り除くことはできません。
普通の歯ブラシによるブラッシングに加えて歯間ブラシを毎日使用してください。最初は大変ですが、さぼらず頑張りましょう。
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